HANDI CRAFTS BOUNA VISTA

タイ編 その四


2003年11月

 
やってきました1年ぶりのタイ、バンコック。いつものようにエアポートバスに乗り込み常宿へ。バンコクは何度も来てるんだけどなかなかいい宿に巡り合えなくて最近やっとみつけたのがこの宿。仕事柄場所は大事。もちろん値段も大事。安けりゃいいてもんじゃないし、高すぎるのはもっと無理。仕入れは僕の人生でもっとも楽しい時間のひとつだからあんまりけちらないようにしてる。ですからほどほどのところを選んで泊まります。・・・大体2000円くらいです。僕がそれなりの中級クラスの宿に泊まるのにはもうひとつ大きな理由があって、値札作りを現地ですることがあるから。今回もそうですが細かいものが多いので毎回仕入れる数は1万点以上。昔は日本に荷物がついてから値札付けしていましたが、とても1週間ではおわらない。それは信じられないかもしれませんが、現在7万点以上ある店の品物の値札は全部手書きです。印刷はきらいだしスーパーでよく見るシールなんて問題外。手作りのものにはやっぱり手書きの値札じゃないといけません。そのためにはある程度快適なお部屋が必要になります。。それとセキュリティーもある程度はしっかりしてくれてないと困りますので。値札づくりで1日宿に閉じこもりきりなんてこともあります。せっかくここまで来て少しもったいない気もしますが、一歩外に出れば僕の大好きな市場やお寺が待ってるので、そうしたときは息抜きの為外に出かけて疲れが取ります。また屋台でカーオ・マンガイっていうチキン・ライスを食べながらボォ〜っと他の人たち見てると楽しいです。日本人とぜんぜん違う人々の行動見るのは本当におもしろいです。。
1日目はとある市場まで市バスで。インドDVDを探しに行きます。はい・・個人的趣味です・・・。次回の仕入れが急きょインドからネパールに変更になった為、インド映画を探しに行きます。仕事の合間を見てです・・・本当か・・・。
帰り、荷物がおおくなってしまったのでタクシーをつかまえてホテルの地図を見せて「ここわかる?」って聞いたら「まかせろ!」って感じで運ちゃんにっこり。しばらくして疲れたのか後部座席で寝てしまった。10分くらいかな、運ちゃんに着いたよっておこされる。ん!?どこ、ここ?見たことないぞ。「ここどこ?」って聞いたら「お前のホテル」って。僕のホテルこんなに大きかったっけ?・・・違うでしょ!ここじゃないでしょ!「まかせとけって言ったよね・・」。実は日本のタクシー運転手さんとは違って彼らは意外と道を知らないことが多い。地図見せてわからんのか・・・。そんなところがまさにアジアって感じで好きなんだけど・・。結局、僕がナビすることになり、無事到着。いや〜初日から楽しませてくれる。すんなりいかないところがたまらんなぁ・・・。午後はお客様に頼まれていた少数民族の本を探しにちょっとデパートまでおでかけ。僕は毎回資料として洋書を中心に何冊か本を買います。
バンコクで仕入れのお仕事を23日したのち北部へ。いつもの宿に荷物を降ろして早速友達に会いにでかけます。僕の仲良しプーさんのお店へ到着。迎えてくれたのはお姉さんのオーンさん。お久しぶりです。お元気?あれ〜プーさんは?へぇ〜そおなんだぁ。プーさんは週に3回日本人によるボランティアの日本語学校に通ってるらしい。今日もその授業の日。オーンさんはさっそくプーさんにお電話。「モチモチ・・ダレ。ワカリマスカ?」それは僕のせりふでしょう・・・「誰でしょう?当ててみて」ってこんな日本語通じないか・・「ひろしで〜す!プーさん元気?」「ワー、ヒロシサン!ドコデスカ?」「勉強中なのに大丈夫?」「イマナンジデスカ?」「はい?いまお店にいるよ」・・・僕と日本語で話したがるプーさん。いつもこうしてプーさんペースで話は進んでいきます。30分後、プーさんと1年ぶりの再会。今回のお土産はクレヨンしんちゃんのぬいぐるみ。えっ!と思うかもしれませんが、これがタイの本音かな?普通、日本人だったら外国の友達には日本っぽいもの選びますよね。成田で売ってるようなこけしのキーホルダーとか和菓子とかね。でもね、おそらくほとんどのタイ人やアジア人はそんなものほしくないって思ってる。それより普通に日本ではやってる物がほしいらしい。しんちゃんはプーさんの大のお気に入りでいっつもしんちゃんグッズがおみやげです。インド人だったら日本の時計とかカメラなんてすっごい喜ぶはず。そういうものです。
「プーさんの先生ってなんていう人?」「ワタシハ、チン・セーツーデス」「へ?先生日本人じゃないの?」「センセイハ、チン・セーツーデス」「中国人なの?」「ニホンジンデス。チン・セーツーデス」なかなか話がかみ合わないので英語で聞いてみた。「先生の名前は?」「ヤマダサンデス」「2人いるの?山田さんとチン・セーツーさんと?」「チガイマス。1人です。ヤマダサンハチンセーツーデス。」・・・・・・・ん?混血か?そういえば昔のハーフの友達でイギリスの名前と日本の名前2つもってるやついたなぁ・・・。そうかそうか「ハーフなんだ。山田さん」「チガイマス。ニホンジンデス。チンセーツーデス。He is very kind.」・・・・・・・チンセーツーって親切ね!って1りで爆笑。つまらんか・・・・。
そんなプーさんと仕入れの合間をぬって今日はデートです。町外れの名前は忘れましたが結構有名な古いお寺です。そのお寺には地元では結構有名なナマズがたくさんいる池があって、ナマズのえさとしてパンなんかも売っています。そこで僕らもパンを買って池に行きました。池にかかってる細くってぼろーい橋の上からパンをちぎって池になげいれます。すると水面が一気にもりあがって数えきらないほどのナマズがでっかい口あけてえさを取り合ういます。数もすごいけどナマズがでかすぎてびっくり。そんでもってとってもかわいくない・・・ちょっと気持ち悪い・・・でも楽しい。ナマズってうまいっていうけどこれは食いたくねぇなぁ・・・
ここチャンマイは年々雑貨が洗練されてきていて、普通の雑貨屋さんはうれしいんだろうけど僕はちょっとつまんない。いかにもっていうのが多すぎて。穴のあいた少数民族が使っていたカゴなんてもう見なくなりました。しかし。チャンマイを離れて数日間の旅で今回も見つけてまいりました。穴のあいたいい感じのかごを。売れそもないけど・・・。売れないついでに今回はなんといっても民族衣装をたくさん仕入れてみました。もちろん全部着てたそのまんまのやつです。なかでもよいのはアカ族の友達のマリーが持ってきた衣装。これは、これから着るやつでさっき完成したばかりのもの新しいもの。祭礼用につくった特別の品。いままでみたアカ族の衣装のなかで1番いい!僕がいっつも変なもの(いいものです)ばっかり欲しがるのでわざわざ村からもってきてくれました。3年もかかったんだって。藍で染めて織りからはじめるからそれは大変なんです。これを僕にあげるというのです。「あなたは友達だから」。感動・・・。まだ袖を通したのはマリーと僕だけ。うれしい。こういう出会いがあるからやめられないです。
仕事も一段落して今日はプーさんとあたらしくお友達になったお坊さんと山の上にある寺院へ行きました。チェンマイに着たら必ず行くといわれる観光スポットです。実は僕はいまだに行ったことがありませんでした。さて、ソンテウっていうトラックの荷台にイスをつけただけのバス?に乗り込み走ること1時間くらい。ようやく着いた寺院は地元のタイ人やら観光客でいっぱい。そのお坊さんのは台湾出身でタイに修行にきてるんだそうでかなりユニークなお坊さんでした。お店に彼との写真も貼ってあるので今度見てみてくださいね。あのタイのお坊さんがきてるオレンジ色の服は境内に入る時と外とでは着方がちょっと違うと今回はじめて知りました。。境内に入る時はちょっと薄着っぽくなります。もひとつ知らなかったののが、女性から直接物を受け取ってはいけないということ。喉が渇いたっていうのでそのお坊さんがプーさんに飲み物を買ってもらったのですが、プーさんが僕に渡すので。あら、ありがとって蓋空けて飲もうとしたら、ちがうちがうって。はずかしながら知らないことがまだまだたくさんありました。お寺を回りながら修行僧ならではの説明でお寺を案内してもらいました。ありがとう。


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