シタターラー(ホワイトターラー/Sveta Tara)。白多羅菩薩とも。観音菩薩の右目からこぼれ落ちた涙から生まれたとされる。手足など7つの眼を持ち世の隅々までを見渡し、慈悲深く長寿、健康の神様としてチベット民族に大変愛される菩薩様。また、難題に直面した時に良い方向に導いてくれるとも言われています。本像は上段グリーンターラーとほぼ対をうかがわせる同じ職人による揃いの作。代々受け継がれてきた彫像職人によるハンドメイドの品。技術力の高さがうかがえる非常に細工の美しい彫像です。主材、銅。鍍金仕上げ。大きさ約226mm。